カテゴリ:黒水水槽( 1 )
黒水はなぜ薄くなるか?
おもしろいので調べてみました。

ピートを水につけておくと茶褐色に染まります。

a. 1-2日程度だと薄く染まる。

b. 大量のピートを長期間水につけておくと、どんどん黒くなる(コーヒーくらい)。

c. ピートを除去して放置すると徐々に薄くなる。

d. 長期間放置すると(a)のような薄い茶褐色に戻る

e. しかし完全に無色透明にはならない(吸着材があれば無色になるかもしれない)。


以上から適当に推測すると、

A. 始めに水に溶けやすい薄い茶褐色の物質が溶け出す。

B. Aの物質が時間をかけて溶け出し、濃い茶褐色になる。
  あるいは、Aとは別の水に溶けにくい濃い茶褐色の物質が時間をかけて溶け出す。
  etc...

C. フミン酸が団粒化を促し濃い茶褐色の物質は固まりとなって沈殿する。
  あるいは、濃い茶褐色の物質がフミン酸で、酸に溶けにくい性質によって沈殿する。
  etc...

D. 濃い茶褐色の物質は沈殿し、薄い茶褐色の物質だけが残る。
  etc...


・茶褐色に染まる原因はタンニンという説もありますが、趣味家以外のサイトでは確認できませんでした。
・タンニンが水草の生長を促進するという説がありますが、むしろ阻害する可能性が高そうです。(魚には良いかもしれませんが)


以下はサイトで見つけた情報です。

『北海道産ピートモス・・・フミン酸( HA)およ. びフルボ酸を高位泥炭を原料として乾燥粉砕したもので、化学処理を一切せず厳選された天然の有機質土壌改良剤です。有機質の含有量が多いので、地力を増強させます。水保ちが良いので、干ばつを防ぎます。透水性が良いので、多雨の場合も土壌中の水分調整をします。塩基置換容量が高いので、肥料持ちがよく経済的。 緩衝作用が高いので、濃度障害を緩和します。フミン酸を大量に含んでいるので、土壌粒子の結合を促進し土壌を団粒化します。有効微生物を増殖させるので、土を活性化します。土を膨軟にし、発根を促進します。』

『フミン酸とは、植物などが微生物により分解される最終生成物であるフミン質のうち、酸性である無定形高分子物質。腐植、土壌においてアルカリに可溶で、酸で沈殿する赤褐色、黒褐色をした有機物画分。腐植酸(humic acid)とも言う。』

『フルボ酸(フルボさん, fulvic acid)とは、植物などが微生物により分解される最終生成物である腐植物質のうち、酸によって沈殿しない無定形高分子有機酸。土壌や天然水中に広く分布している。土壌からの抽出では、アルカリまたは弱酸のアルカリ塩でフミン酸(腐植酸)と共に抽出後、酸を加えてフミン酸を沈殿させて分離する。精製の困難さのため、フミン酸に比べて研究は少ない。』

『ピートモスは、植物の遺体が数千年にわたって分解・堆積した北海道の泥炭を採掘し、乾燥・粉砕したものです。植物の生育の障害となるようなタンニン、油脂などの成分は一切含まれない天然土壌改良材で、あらゆる植物の生育に適しています。』

『団粒・・・土壌粒子が陽イオンや粘土鉱物、有機物(腐植)などのはたらきによって結合し、小粒の集合体となったもので、そうした状態を団粒構造という。』

『硫酸カルシウムは、土壌中の酸性物質と、硫酸アルミニウムの解離により生成する酸の中和剤としての機能を発揮すると同時に、凝集・固化反応助剤としての機能も持ち、団粒化にも寄与するが、0.9重量部未満ではこれらの機能を発揮するのに不十分であり、9重量部を超えるとフライアッシュの主要成分Si/Al/Ca比のバランスを崩すことで逆に固化反応を遅延させ団粒化を阻害してしまう。』

『過リン酸石灰(過石)・・・過石、過燐酸と略称される速効性のリン酸肥料。リン酸二水素カルシウム1水和物 Ca(H2PO4)2・H2O(水溶性)と硫酸カルシウム CaSO4との混合物からなる粉及び粒状製品です。リン鉱石粉末に硫酸液(濃度60〜70%)を反応させてつくる。』
[PR]
by mask_inu | 2008-09-10 22:44 | 黒水水槽 | Comments(0)